脱毛部員のひとりごと

個人の主観ですのであしからず

世界的に見る男性アスリートの脱毛問題。ワキやアンダー、ヒゲはどうしてる?

男性アスリート
来年に迫った東京オリンピック。 自国で開催されるアスリートの祭典がどんなものになるか、楽しみですよね。とはいえ脱毛部員として、心配事もあります。

それは日本人男性アスリートのワキをはじめとする脱毛問題。

海外で過ごしていた頃、「どうして日本人は脇毛を処理しないんだ!」と詰め寄られた経験があるからです。今回は世界的に見た男性アスリートや一般男性の脱毛事情についてお話ししたいと思います。

競泳は脇だけじゃなく、全身ツルツル!

男性アスリートたちの中でも脱毛率がほぼ100%に近いのが競泳選手たち。日本でも荻野公介選手や瀬戸大也選手など、遠目で見ても全身ツルツルなのが分かりますよね。

 

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競泳選手がしっかり脱毛しているのは水の抵抗を少しでもなくして、タイムを縮めるため。 ワキ脱毛は もちろんのこと、腕や脚も脱毛、ヒゲを生やしている人もいませんよね。競泳選手の皆さんは大切な大会の前日に全身の毛を剃るのが定番だと言われています。

また、ムダ毛が抜けて水の中で浮いているという事実もあってはならないことのようで、衛生面から考えてもムダ毛処理が必要と考える人は多いようです。

脇を露出する体操、ワキ脱毛はマスト?

体操の第一人者といえば、なんといっても日本が誇るリビングレジェンド内村航平選手でしょう。2016年リオデジャネイロオリンピックの体操男子個人総合で見事、金メダルを獲得したことは皆さんの記憶にも新しいのではないでしょうか。

 

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このとき最後まで金を争い、銀メダルに終わったウクライナのベルニャエフ選手は「航平さんが目標だった。これからもあなたと一緒に競技したい」とコメント。銅メダルのイギリス・ウィットロック選手も内村選手を「彼のレベルを長期間維持しているのはすごいこと」と称賛しました。

演技の素晴らしさはもちろんのこと、内村選手が他の選手たちからリスペクトされていることに対して世界中のメディアから注目が集まったのです。

だが!!

当時、私はヨーロッパに滞在していたのですが色々な人から「コウヘイはスゴイな!でもなんで彼は脇毛を剃らないんだ?」と尋ねられたことをよく覚えています。

確かに体操のユニフォームはランニングタイプで脇がもろに露出するタイプ。当時の内村さんは確かに脇がフッサフサ。なぜ…。なぜなの?と私は思いました。

 

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対して、少し若い世代になる白井健三くんは脇も腕も手入れされている様子。内村さんと白井君は7歳年が違うので年代的に考え方が違うのかもしれません。

 

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若い子の方がムダ毛の処理に抵抗感がないのか、ワキ毛を恥ずかしいと思うようになっているのか。男性の皆さんに意見を聞いてみたいところです。

自国開催となる東京オリンピックに内村選手が出場するかは分かりませんが、もしそのときは是非…脇の処理を…と願ってやみません。日本が世界に誇る、リビングレジェンドですからね!

長友選手も驚いた?ヨーロッパサッカー界では全身脱毛が常識!

イタリアのセリエAで活躍したあと、トルコのガラタサライでプレーしているサッカー日本代表のDF長友佑都選手。彼はムダ毛処理についてカルチャーショックを受けたとかつて語っていました。

おそらくイタリアで最初に在籍したチェゼーナでの経験だと思うのですが、試合後のシャワーで周りの選手がアンダーヘアを処理していることに気づき、驚いていたところ周りの選手に「なんでお前は処理しないんだ?」と聞かれたというのです。

当然、逆のエピソードもあってヨーロッパのサッカー選手が(誰だったかは忘れてしまいましたが)ヨーロッパの選手が初めてアジア人のチームメイトがアンダーの処理をしていなくて衝撃を受けたと語っていたこともありました。

また、岡崎慎司選手もかつてドイツでプレイしていた頃、アンダーをそのままにしてシャワーを浴びていたらチームメイトから不潔だと指摘されて処理するようになったと語っています。

そんなわけで、今では海外でプレーする他の日本人サッカー選手の皆さんはムダ毛処理をきちんとしている様子。日本代表の選手がそれぞれ、ドイツやオランダなどで脱毛の常識に対する洗礼を受けているのかと思うと感慨深いですね。

サッカー選手がムダ毛を剃る理由。スタジアムのシャワー事情

でも「ちょっと待って。なんでアンダーを剃っていないことがチームメイトにばれるわけ?」と思いますよね。裸でロッカールームをうろついている可能性がありますが、その理由はもう少し深いところにあります。

例えば、イタリア。どんなに小さい街であっても、ほとんどの街にはサッカーチームがあり、チーム専用のスタジアムがあります。スタジアムにはシャワールームがあり、少年サッカーであっても必ず試合後にシャワーを浴びて帰るのが慣例です。

シャワールームのないスタジアムというのは存在しません。でも、小さな町のスタジアムだとシャワールームは高いところにずらっと並んでシャワーの蛇口がついているだけで、個別に区切られていないところもあるんです。

すなわち、小さい頃から「裸の付き合い」をしているということ。子供の頃からこうした環境でサッカーをしている彼らにとって、アンダーヘアを処理(短くカットしたり、面積を小さくしたり)するのはチームメイトに対するエチケットでもあるのです。

加えて、イタリア男子は小さい頃からルックスに関する自尊心が高め(笑)。アンダーをそのままにしていて、からかわれる可能性は大です。まあ、確かにシャワールームに知らない人のアンダーの毛が落ちていたら、ちょっとゾッとしますよね。

私は以前、日本で脱毛を行う美容クリニックでお仕事していたことがありますが、男性で脱毛をされる方の中には「家の中にアンダーとかワキの毛が落ちていると妻に怒られるから」と言っていた男性もかなり多かったのです。男性のムダ毛は抜けてからも敵視されるんですね!(笑)

ゴールパフォーマンスでもツルツルの美しい男たち。

サッカー界では、ゴールパフォーマンスの際にユニフォームを脱ぐ人が多いのですが、実際脱いでみると上半身は見事にツルツルです。ワキだけじゃなく、腕の毛や胸毛も処理している人がほとんどです。

日本人選手はあまりユニフォームを脱ぐ人がいませんが(イエローになるからね)、ユニフォームを脱いでゴールパフォーマンスするのはクリスティアーノ・ロナウドをはじめ、自分の美しさを自覚していそうな選手ばかりです。

 

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私がイタリアに滞在していたときのこと。ヴェローナという町を訪れた時に当時セリエAだった地元のチーム、ヘラスヴェローナの選手たちが世界的なワインのイベントのオープニングにスーツ姿で訪れた様子を間近で目にしたことがありました。

チームのバスやタクシーから降りてきた彼らはオーラ全開。国籍はさまざまでしたが、全員かっこいいとかイケメンとかいうぬるいレベル(笑)ではなく美しい人、すなわち「美人の集団」でした。

 

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それはヘタな女性より全然キレイ!なレベル。人から見られる機会が多いからなのでしょうか。今思い出しても、ムダ毛や肌荒れとは無縁そうな清潔感あふれる人たちばかりでした。

海外アスリートに多い?メトロセクシャル男子とは?

美しい男といえば、数年前イタリアのスポーツ新聞でサッカー界におけるメトロセクシャルな男性の割合について話題になったことがありました。

メトロセクシャルというのは、メトロポリタン・ヘテロセクシャルの略で『大都会(メトロ)に住み、ファッションやスキンケアにお金をかける、社会的に成功した美意識の高い男性。だがゲイではない人』を指す言葉。

サッカー界のメトロセクシャルの筆頭といえば、元イギリス代表のデイビット・ベッカム

 

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そしてユヴェントスのクリスティアーノ・ロナウド、ちょっと意外なところで、当時パリ・サンジェルマンでプレーしていたエセキエル・ラベッシが挙げられていました。

胸毛や腕、脚もツルツルなメトロセクシャル男子

日本の女性の間では、ほとんど知られていないと思いますが、ラベッシは母国アルゼンチンの女性にかなり人気があるんです。ワイルドなヒゲが印象的ですが、体には毛などないという感じ。まめにお手入れしているんだろうなーというのが伝わってくるお肌です。

 

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画像検索すると、彼がゴールパフォーマンスでユニフォームを脱いでいる写真が何枚も出てきますが、どれを見てもワキだけではなく、胸毛や腕脚もツルツルであることが分かります。

ラベッシはヒゲをかなり濃く生やしているのですが、こちらも無造作な感じではなく、どう見られるか計算して毎日お手入れしているのだろうなというのが伝わってくるスタイル。

 

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現在、中国でプレーしているラベッシはインスタを頻繁に更新していて、人から見られることが好きで、それを楽しんでいる感じ。まさにメトロセクシャル男子ですね!

日本と違う、男性のヒゲに対する考え方

ヨーロッパでプレーするサッカー選手を見ていて「ムダ毛は気にするのに、こんなにヒゲが生えているの?」と思う人がいるかもしれません。でも、海外ではヒゲは男性らしいセクシーさの象徴としてポジティブにとらえられることが多いんです。

なので、私も日本に帰国してクリニックでお仕事をしていたとき、ヒゲ脱毛をする男性が多いことに驚きました。レーザーで脱毛したら、基本ずっと生えてこないのに本当にいいの?と。

 でも、日本人は頭髪と同様、ヒゲも黒い。だからまばらにしかヒゲが生えていない場合や、肌が白い場合、清潔感が損なわれたり、青っぽく見えてしまったりして、ヒゲの扱いが難しいのかもしれません。

あとは、やはりヒゲを生やすということが社会的にタブーという古い考えが今だに残っていることも理由かも。これもヨーロッパ社会から見ると、びっくりの事実です。

私が考える日本の二大メトロセクシャル男子は中田英寿さんとファッション評論家の干場義雅さんなんですが、お二人ともキレイに整えられたヒゲをたくわえていますよね。

 

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彼らのように程よく体を鍛えつつ、程よく日焼けしていれば日本人男性もきっともっとヒゲが似合うようになるのではないか?とふんでいます。

実際、私がお仕事していたクリニックにも毎日のヒゲのお手入れが楽になるように、必要なところにだけヒゲが残るように脱毛しているという方がいらっしゃいました。これからは日本にもカッコイイヒゲ男子が増えてほしいですね!

海外でもある、男性の脱毛に関する誤解

日本でヒゲが NG という考えが古いと言いましたが、海外でも同じように古い考えが残っていたりします。それは「脱毛するのはゲイだけ」というもの。

確かにゲイの男性は女性と同じくらい美意識が高い方が多いですし、身だしなみを整えたりスキンケアを楽しんでしている人が多い印象です。脱毛もしかり。

偏見に他なりませんが、ヨーロッパですらムダ毛のお手入れをしたり身だしなみを気遣う男性を見て「あいつはゲイじゃないのか」とからかう人がいます。ゲイであることが悪いわけではないので、こうした声を問題視する必要もないのかもしれませんが、揶揄するような言い方は気になりますよね。

メトロセクシャルというのはヘテロセクシャル(異性愛者)であることも含まれているそう。これは言ってみれば「脱毛はするけどゲイじゃない」ということ。実際、海外ではアスリートやボディビルダーなど、ヘテロでも脱毛をしている人はたくさんいます。

日本でも、古い世代では「脱毛なんて女がするもの」と考えている男性が意外に多いではないでしょうか。もしかしたら、日本人男性アスリートのなかには、こうした理由でワキやムダ毛の処理をしないあるいは、してこなかったいう人もいるかも。

日本でも海外でも、同じように海外でも脱毛に関する誤解や偏見はまだまだあるんですね。

海外男性の脱毛方法、人気のスタイルとは

海外の男性の脱毛方法でポピュラーなのはやはり、カミソリでの自己処理のようです。大都市では男性でもエステサロンで脱毛する人がいますが、それでも全体の顧客の3割程度とそれほど多くはありません。

実施に行われているのはワックス脱毛です。海外では自分でワックス脱毛をやる人は少なく、エステサロンで施術を受ける人がほとんど。

ワックス脱毛

photo by Arch 2 Arch Spa and Threading Salon

有名アスリートの場合、レーザー脱毛をしている人もいるかもしれませんが、施術を受けられる機関が少ないので一般的にはワックス脱毛やカミソリでの自己処理を選ぶ人が多いと思います。

どこまで脱毛するかは人それぞれ。海外ではスポーツジムに通っている人が多いので、脇とアンダーの他、腕や足を脱毛する人もいるそうです。胸毛は背中の毛はあまり気にならないのか、そのままにしている人も多いのだとか。

アンダーも女性のエステティシャンが対応

男性の場合、アンダーヘアは完全になくしてしまうという人もいれば、ビキニラインをハサミでトリミングして短く整え、陰部周辺を脱毛するというスタイルを選ぶ人もいます。

男性の場合やはり女性に比べて頻繁にエステサロンに通うわけではないので、自宅でどのくらいお手入れができるかによっても施術内容は違ってきます。

例えば、ビキニラインは自分でカットしたりカミソリで処理するので、手が届きにくい陰部周辺だけサロンでしっかりと脱毛してもらいたい、など。

エステティシャンは女性なので抵抗があるという人もいるようです。それが理由で自己処理を続けているという人もいます。でも、エステでの脱毛も慣れてしまうと気にならないようですね。

とはいえ、施術中は自分であっちに向けたり、こっちに向けたり(笑)してもらわなければならないので、本人の協力が不可欠。なかには女性エステティシャンが困惑する様子を見て楽しむけしからん輩もいる!と私の友人のポーランド人エステティシャンが憤慨しておりました。

日本でも少ない男性スタッフがいるメンズ脱毛

日本でもメンズエステやメンズ脱毛を行うクリニックの中で、男性のスタッフが常駐しているというところは少ないです。私が働いていたクリニックでも施術は女性の看護師が行っていました。

女性の施術者に抵抗のある方は多いと思います。男性の皆さんで、ヒゲ脱毛やアンダーの脱毛を考えていらっしゃる方は契約する前に施術を男性が行うか女性が行うか確認してから契約を決めるようにしてくださいね!

まとめ・アスリートはもちろん、それ以外の男性も考えてほしい脱毛

男性の皆さんは女性と比べ、ムダ毛の処理についてあまり深く考えていない方が多いのではないでしょうか。でも、世界の舞台に立つアスリートでなくても、半袖になる季節など、日常のふとしたタイミングで男性のムダ毛が気になってしまうことがあるのも事実。

 

Kei Nishikoriさん(@keinishikori)がシェアした投稿 -

東京オリンピックに向けて(?)クールな日本人男性像をアピールするためにも、まずはワキの処理からはじめてみてはいかがでしょうか?

 

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